かつての指導医の論文 ~ 温故知新
教育部会理事 久田友治(12期:沖縄県赤十字血液センター)
現役の医師の論文は、他のホームページ等で公開されるので、ここでは過去の指導医の論文を掲載する。温故知新という言葉があるように、かつての指導医の論文を振り返ることには意義があり、また現役医師へのエールになるのではないかと考えた。
J-STAGEは、文部科学省所管の機構が構築した日本の科学技術情報の電子ジャーナル出版を推進するプラットフォームである。ここでは、J-STAGEを利用して、かつての指導医が著者に含まれている論文をまとめる。J-STAGEは電子ジャーナルを対象にしており、全ての論文を含む訳ではないが、ハイパーリンクで、その論文を読む事が可能である。なお、全ての指導医を網羅できておらず、今後の追加を検討する。また、学会抄録は除いた。
【真栄城 優夫】第10代病院長
真栄城 優夫:(綜説)多発外傷と外科の卒後臨床研修.日臨外医会誌 55(4):793-801,1994. https://www.jstage.jst.go.jp/article/ringe1963/55/4/55_4_793/_pdf/-char/en
真栄城 優夫:特集/医学教育における組織開発 沖縄県立中部病院における卒後臨床研修 その―20年間.医学教育 18(6):471, https://doi.org/10.11307/mededjapan1970.18.471
真栄城 優夫:(講座)腹部外傷におけるPitfall.腹部救急診療の進歩 12(1):15~21,1992. https://doi.org/10.11231/jaem1984.12.15
真栄城 優夫:(講座)一般病院でみる急性腹症-Primary CareにおけるPitfall.腹部救急診療の進歩 10(6):933~938, 1990.https://doi.org/10.11231/jaem1984.10.933
真栄城 優夫:沖縄県立中部病院における救急医療の現状と卒後臨床研修.医学教育 9(6): 355-,1978. https://doi.org/10.11307/mededjapan1970.9.355
真栄城 優夫:外国人教師招聘の経験.医学教育 25(2):78-, 1994.https://doi.org/10.11307/mededjapan1970.25.78
平田 一仁, 久島 昌弘, 真栄城 優夫ほか:人工弁機能不全14例の臨床的検討.日本救急医学会雑誌 5(4):353-,1994. https://doi.org/10.3893/jjaam.5.353
平田 一仁, 本竹 秀光, 真栄城 優夫ほか:発症直後の急性大動脈解離の臨床像についての検討.日本救急医学会雑誌 6(6):673-, 1995.https://doi.org/10.3893/jjaam.6.673
井島 宏, 鈴木 保之,真栄城 優夫ほか:外科医トレーニングシステム.日本外科系連合学会誌, (19):28-44, 1988. https://doi.org/10.4030/jjcs1979.1988.19_28
【宮里不二彦】第2代研修委員長
池原 修, 平田 一仁,宮里 不二彦ほか:ネフローゼ症候群で発症し,約9年後に心筋梗塞を併発したlupus anticoagulant陽性全身性エリテマートデスの1例.日本内科学会雑誌76(10):1612-1613,1987.https://doi.org/10.2169/naika.76.1612
宮里 不二彦, 上原 元:発熱と頸部リンパ節腫大を伴う3例の慢性腎不全患者の検討.人工透析研究会会誌 17(2):93-96,1984.https://doi.org/10.4009/jsdt1968.17.93
宮里 不二彦, 上原 元:急性腎不全における腎生検の臨床的意義.日本透析療法学会雑誌19 (8):763-767,1986.https://doi.org/10.4009/jsdt1985.19.763
岡田 淳, 只野寿太郎,宮里 不二彦ほか:学童における咽頭溶連菌の研究(第2報).感染症学雑誌47(4):101-105,1973.https://doi.org/10.11150/kansenshogakuzasshi1970.47.101
宮里 不二彦:沖縄県立中部病院における臨床研修.医学教育6(2):159-161,1975.https://doi.org/10.11307/mededjapan1970.6.159
【安次嶺 馨】現ディクレター
安慶田英樹,小濱守安,安次嶺馨ほか:沖縄県における麻疹の多発 県内―3病院からの入院麻疹例の報告 .―IASR 20:237, 1999.https://idsc.niid.go.jp/iasr/20/237/dj237b.html
吉村博,安次嶺 馨,Ilona S. Szer,Y. B. Talwalkar ほか:原著— —小児期重症型ループス腎炎に対するシクロフォズファミド間歇大量静注療法の効果—NIHプロトコール見直しの必要性 .日本小児腎臓病学会誌 —9 (2):189-195,1996.https://doi.org/10.3165/jjpn.9.189
松井 利仁,松野朝之,安次嶺 馨ほか:低出生体重児および早産児の出生率と航空機騒音曝露の関連.58(3):385-394, 2003. https://doi.org/10.1265/jjh.58.385
豊浦麻記子,吉村博,安次嶺 馨ほか:沖縄県立中部病院における上部尿路感染症—1施設における統一された診断からフォローアップまでの臨床的検討 . —14 (2): 121-128,2001. https://doi.org/10.3165/jjpn.14.121
早野恵子,小川 久雄,安次嶺 馨ほか:医療の安全 研修医の視点より見つめた医療の安全への意識調査.37(2):77-83,2006.https://doi.org/10.11307/mededjapan1970.37.77
藤井 良知,安次嶺 馨,出口浩一ほか:小児科領域におけるCefpodoxime proxetil ドライシロップ剤の総合評価. 42(7):1439-1455,1989.https://doi.org/10.11553/antibiotics1968b.42.1439
【宮城 征四郎 】第11代病院長
宮城 征四郎 :急性呼吸不全の救急.日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌10(1):37,2000. https://doi.org/10.15032/jsrcr.10.1_37
宮城 征四郎:私が関わった人工呼吸管理の歴史. 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 14(2):205-213,2004. https://doi.org/10.15032/jsrcr.14.2_205
宮城 征四郎, 喜屋武幸男, 知花 なおみ ほか:アレルギー疾患・特に成人気管支喘息の救急.アレルギー 47(4):397-403,1998. https://doi.org/10.15036/arerugi.47.397
宮城 征四郎, 伊礼壬紀夫, 当銘正彦 ほか:慢性閉塞性肺疾患(COPD)の人工呼吸の適応と換気モードの選択.日本臨床麻酔学会誌 7(1):45-54,1987. https://doi.org/10.2199/jjsca.7.45
中澤次夫, 宮城 征四郎, 冨岡玖夫 ほか:喘息死特別委員会報告.アレルギー53(12):1216-1219, 2004 https://doi.org/10.15036/arerugi.53.1216
宮城 征四郎: 重症度からみた治療の実際.日本内科学会雑誌 82(6):842-847,1993. https://doi.org/10.2169/naika.82.842
須藤守夫,宮城 征四郎, 上田 暢男 ほか:喘息死および致死的高度発作救命例の比較検討.アレルギー 45(12):1262-1269,1996. https://doi.org/10.15036/arerugi.45.1262
秋山 一男, 宮城征四郎, 中村晋:成人気管支喘息の新しい分類の提唱:小児発症喘息、成人発症喘息、成人再発喘息.アレルギー41(7):727-738,1992. https://doi.org/10.15036/arerugi.41.727
宮城 征四郎:救急病院における呼吸器病学教育.日本胸部疾患学会雑誌24(6):611-613,1986. https://doi.org/10.11389/jjrs1963.24.611
本田 和徳, 宮城 征四郎, 三上 理一郎 ほか :サルコイドーシスに対する経気管支肺生検(TBLB)の実施状況とその診断学的意義に関する検討.日本胸部疾患学会雑誌20(7):777-783,1982. https://doi.org/10.11389/jjrs1963.20.777
【喜舎場 朝和 】元内科部長(感染症)
喜舎場朝和:発熱・菌血症・敗血症.日本内科学会雑誌年 83(7):1097-1101,1994. https://doi.org/10.2169/naika.83.1097
久松良和, 久島 昌弘, 喜舎場 朝和 ほか:市中総合病院における感染性心内膜炎症例の検討.感染症学雑誌年 74(1):51-56,2000. https://doi.org/10.11150/kansenshogakuzasshi1970.74.51
福見 秀雄, 喜舎場 朝和, 東郷靖 :肺炎球菌ワクチンの臨床応用に関する研究.感染症学雑誌 58(1):39-53,1984. https://doi.org/10.11150/kansenshogakuzasshi1970.58.39
喜舎場朝和:敗血症・心内膜炎.日本内科学会雑誌79(12):1694-1699,1990.https://doi.org/10.2169/naika.79.1694