病院説明会のご報告

沖縄県立中部病院感染症内科の横山(46期)です。
東京国際フォーラムで開催された日本内科学会総会を利用し、4月16日、都道府県会館で当院の病院説明会を開催しましたのでご報告いたします。当日は21名(医学生16名、既卒3名、初期研修医2名)が参加してくれました。

当院からは内科専攻医の鶴海裕之先生、知念秀享先生、甲田采子先生、岡本莉佳先生が、スタッフは尾原晴雄先生(総合内科)、城之園学先生(神経内科)、次呂久英太郎先生(精神科)、横山周平(感染症内科)が参加しました。
また、当日は当院卒業生の長嶺由衣子先生(43期、厚生労働省)、内原俊紀先生(16期、新渡戸中野総合病院)、中矢代真美先生(27期、沖縄県病院事業局)、照屋秀樹先生(31期、横浜労災病院)、小西竜太先生(36期、三菱商事)、坂下碧先生(45期、東京大学)、田代和馬先生(48期、ひなた在宅クリニック山王)も駆けつけていただき、医学生とのゆんたく会(質疑応答、フリートーク)がかなり盛り上がりました。

今回の病院説明会は、首都圏にいてなかなか沖縄まで病院見学に行くまでには踏み切れない、といった医学生を対象に考えておりました。
まず鶴海先生から中部病院の研修の様子を説明してもらいました。
次に「PGY-1がERでファーストタッチを行うとはどういうことか」「上級医へどのようにプレゼンするか」という内容で症例カンファレンスを行いました。”鍵となる病歴を取りに行く”、”帰宅可能かどうかを判断する”、”上級医へ切迫感を伝える”という本や講義、オンライン授業では経験できない緊張感が私たちの経験となり自信になることを伝えられたのではないかと思います。
昼食を取りながら、長嶺先生から中部病院卒業生の目線で中部病院の研修はどうだったのか、ということを話してもらいました。これは医学生からの質問も多くインタラクティブにできました。私たち医師の基盤となる臨床能力をどうやって積み上げていくかという研修教育を改めて考えるよい機会でした。
最後にゆんたく会を行いましたが、医学生たちからの質問は最後まで途切れることがなく、予定時間を1時間以上オーバーするくらいの盛況ぶりでした。進路、研修内容、ワークライフバランスなど、医学生もかなり先の将来のことを考えて真剣にディスカッションしました。10時開始の病院説明会も14時終了には収まりきらない魅力が中部病院にはあるんだとこちらも気づかされました。さらに、当院卒業生のサポートが今でも厚く(そして熱く)得られる”中部病院の繋がり”も大きい存在だと感じました。

本当にありがとうございました。今後ともご指導よろしくお願いいたします。